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[字]<時代劇>鬼平犯科帳 第8シリーズ[終] 第7話「影法師」
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番組内容
火付け盗賊改方の同心・木村忠吾(尾美としのり)が、長官の長谷川平蔵(中村吉右衛門)の媒酌で、同心の娘・おたか(佐藤綾)と祝言をあげることになった。
だが、婚礼が十日後に迫った非番の日、女好きの忠吾は品川の遊廓に遊びに行く。
その途中、ふやけた顔で歩く忠吾を見た盗賊の塩井戸の捨八(新克利)は驚き、「さむらい松五郎、生かしちゃおけねえ」と言って尾行を始めた。
番組内容2
捨八が忠吾に近づき、後ろから斬ろうとしたその時、忠吾は叔父で親代わりの中山茂兵衛(石濱朗)と出会った。
とっさに忠吾は、「目黒の寺に父の墓参りに行く途中だ」と言った。
それを聞いて、茂兵衛も一緒に寺に来てしまう。
墓参の後、焦った忠吾は、「役目がある」と言って茂兵衛と別れる。
一瞬のうちに姿を消す忠吾を捨八は見失い、やむを得ず茂兵衛の後をつける。
番組内容3
茂兵衛は紀州藩にも出入りする菓子屋「池田屋」に入り、かねて懇意の主人と囲碁を打った。
それが捨八の大きな誤解の始まりだった…。
盗賊のさむらい・松五郎と忠吾は、双子と言えるほど良く似ていた。
そして、捨八には松五郎に大きなうらみがあった。
宿に帰った捨八は、仲間の井草の為吉(赤塚真人)に「松五郎を見つけた。敵討ちだ」と言って、昨年の秋、中仙道・熊谷の料理屋に押し込み強盗に入った時のことを話した。
番組内容4
店の者を惨殺し、二百七十両を盗んだものの、隠れ家に帰ると、仲間が斬り殺されており、為吉が手傷を負っていた。
為吉は「さむらい松五郎にやられた」と言った。
隠れ家には侍の格好をした松五郎という盗賊が待っていて、押し込みに加わった長坂の万次郎(長谷川明男)とともに仲間を斬って金を奪った、というのだ。
忠吾を松五郎と思っている捨八は、茂兵衛をその仲間と考え、今度は「池田屋」に押し込む計画だと見た。
番組内容5
そこで、助っ人を集めて「池田屋」に先回りして押し込むとともに、憎き松五郎を殺そうと決意し、捨八は人集めに藤岡に向かった。
ところが熊谷での事件には裏があった。
仲間を斬り、二百七十両を奪ったのは長坂と為吉自身で、松五郎は無関係。
為吉は怪しまれないためにわざと傷を負った。
悪賢い為吉は、捨八の計画を長坂に伝え、一計を案ずるのだった…。
出演者
長谷川平蔵:中村吉右衛門
竹内孫四郎:中村吉三郎
山崎国之進:中村吉次
三井忠次郎:中村吉之助
おまさ:梶 芽衣子
相模の彦十:江戸家猫八
おとき:江戸家まねき猫
小林金弥:中村歌昇
塩井戸の捨八:新克利
井草の為吉:赤塚真人
長坂万次郎:長谷川明男
白石梅太郎:中嶋俊一
ほか
制作
原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
企画:市川久夫
プロデューサー:能村庸一、武田功、西渕憲司
音楽:津島利章
脚本:櫻井康裕
監督:小野田嘉幹
制作:フジテレビ、松竹株式会社
制作協力:京都映画株式会社
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