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時代劇「大忠臣蔵」 第3回「美しき土魂」
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あらすじ
貧しい暮らしに耐える妹たちを見るにつけ武士の有り様に疑問を持つ若侍、矢頭右衛門七。勅使饗応の費用を捻出すべく赤穂では家中挙げての塩増産に取り組む。病身を押し嬉々として浜子とともに働く父・長助の姿にも右衛門七の心が晴れることはなかった…。その頃、江戸では上野介の浅野いびりが次第に激しさを増していた。
配役1
大石内蔵助・・・三船敏郎
大石りく・・・司 葉子
片岡源五右衛門・・・江原真二郎
不破数右衛門・・・新 克利
磯貝十郎左衛門・・・長谷川明夫
大石松之丞・・・長澄 修
安井彦右衛門・・・小栗一也
藤井又左衛門・・・浅野進治郎
配役2
大野九郎兵衛・・・伊藤雄之助
浅野内匠頭・・・尾上菊之助
阿久里・・・佐久間良子
堀部安兵衛・・・渡 哲也
吉良上野介・・・市川中車
柳沢吉保・・・神山 繁
堀部弥兵衛・・・有島一郎
桂昌院・・・高杉早苗
徳川綱吉・・・高橋昌也
ほか
作品内容1
“静”である内蔵助が悲願を達成するために自己の意志を心の奥深く秘める事によって、すべての事件やドラマが展開され進行していった従来の忠臣蔵に対して、この「大忠臣蔵」は“動”の三船・内蔵助によって、すべての事件ドラマが展開され進行していく。
作品内容2
内匠頭の私怨による刃傷と、内蔵助の吉良を討つ目的が、主君の仇討ちと片手落ちの政治に対する反発というだけではなく、武門の伝統を守るために世をあげて文弱に赴き剛穀廉潔の風潮のすたれるのに抗したのだとすれば内匠頭のこの悲願は、堅く心の絆で結ばれた赤穂浪士の心に通じ、元禄という時代が咲かせた華奢な形式の武士道、虚礼に扮飾された武士道に抗して滅びようとしている素朴な精神の武士道を世に訴えることでもある。
作品内容3
忠臣蔵は日本人の最も愛好する物語であろう。仇討ちのために、あらゆる苦難に耐えた義士たちの言行は、昔から多くの日本人の心情をゆさぶり続けてきたといえるであろう。
制作
【脚 本】池田一朗 柴英三郎 他
【監 督】:土居通芳 村山三男 他
【制 作】三船プロダクション
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