【解説】
新潟の港で出会ったのは実は演歌の女王。そうとは知らず仲良くなった寅さん、二人で佐渡島へ。一方、突然姿を消した彼女を必死で探す事務所の面々…。彼女に失恋話を打ち明けられた寅さん、恋の炎が燃え上がる！
マドンナは都はるみ。矢切の渡し〜砂山〜佐渡おけさ〜惚れちゃったんだヨ〜涙の連絡船〜アンコ椿は恋の花〜おんなの海峡…はるみさんが唄う名曲の数々も大きな見どころのシリーズ第31作。

【解説つづき】
“フーテンの寅”こと車寅次郎は「キネマの天地」の渥美清、妹・さくらは「駅　STATION」の倍賞千恵子。都はるみのマドンナは、彼女の大ファンだった渥美清の提案で実現した。ゲストは藤岡琢也、ベンガル、北林谷栄。そして細川たかしが矢切の渡しで特別出演！その他レギュラー陣は下條正巳、三崎千恵子、前田吟、吉岡秀隆、笠智衆ほか。原作・監督は「幸福の黄色いハンカチ」「こんにちは、母さん」の山田洋次。（1983年）

【原作・監督】
山田洋次

【出演】
渥美清（車寅次郎）
倍賞千恵子（諏訪さくら）
都はるみ（京はるみ）
下條正巳（車竜造）、三崎千恵子（車つね）
前田吟（諏訪博）、吉岡秀隆（諏訪満男）、太宰久雄（桂梅太郎(タコ社長)）、佐藤蛾次郎（源公）、笠智衆（御前様）
藤岡琢也（北村社長）、ベンガル（吉岡マネージャー）、木の葉のこ(付き人)
細川たかし（矢切の渡しの男）

【ストーリー１】
旅から帰った車寅次郎（渥美清）。甥の満男（吉岡秀隆）の運動会に、参加できなくなった博（前田吟）の代わりに行くと名乗り出る。ところが夕食の時に満男に泣かれ大弱り、結局喧嘩になって再び旅に出ることに…。
新潟の港で、寅次郎は訳ありの女性と知り合う。実は彼女は京はるみ（都はるみ）という演歌の女王だった。一方、公演途中にはるみが失踪し、事務所は大騒ぎ！

【ストーリー２】
はるみだと気づかない寅次郎はそんな騒ぎなど露知らず、彼女と意気投合、船で佐渡島へ渡り２人旅を満喫する。ようやく宿で京はるみだと知った寅次郎は…。
事務所の面々もはるみを追い佐渡へ。２人の旅は終わり、はるみに恋する寅次郎はひとり柴又へ。元気がない寅次郎を心配するさくら（倍賞千恵子）ととらやの面々。そんなある日、はるみがとらやへやってきて…柴又は大騒ぎ！

【ミニ番組】
〈シネマアディクト〉
5/23(金)公開「岸辺露伴は動かない　懺悔室」
ゲスト：高橋一生、井浦新
ナビゲーター：渡邉美穂
ナレーター：渡部紗弓

【関連情報】
〈ＢＳテレ東映画情報〉
www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/

［４Ｋ制作番組］
この番組は４Ｋで制作しています。ＢＳテレ東４Ｋチャンネルでは超高精細映像でお楽しみいただけます。